メイン料理を選ぶとき、つい肉や魚の名前ばかりを見ていませんか。実は、そのまわりに添えられた野菜や小さな一品にも、食事を楽しくする工夫が詰まっています。緑の葉、なめらかなピューレ、香ばしい付け合わせ。脇役に見えるものが、一皿の印象を大きく変えてくれます。

食べ方に決まりはありませんが、まず主菜を味わい、次に付け合わせと組み合わせてみると違いが分かりやすくなります。やわらかさと歯ごたえ、濃厚さと軽やかさなど、対照的な要素を見つけるのも面白いところ。気になる食材があれば、お店で名前を尋ねると会話のきっかけにもなります。

家の食事では、主菜に似た味を重ねるより、少し違う食感や色を添えることから始めてみましょう。焼いた料理に葉物を添える、なめらかな料理に歯ざわりのある野菜を合わせるなど、身近な材料でも試せます。すべてを手作りしようと気負わず、ひとつだけ工夫すれば十分です。次の食事は、付け合わせから広がるおいしさにも目を向けてみてください。

写真:Aarón Blanco Tejedor / Unsplash(イメージ写真)